東京地下鉄(東京メトロ)は8月23日、東西線大手町駅西改札前の空間を8月30日から拡幅すると発表した。隣接する超高層ビル「大手町タワー」にも接続し、利用者の通行や乗り換えの改善を図る。
同社は2012年3月からバリアフリー設備の新設と改良を行う大規模改装工事を大手町駅で実施しており、今回の改札前空間の拡幅もその一環。これにより利用者が通行しやすいようにする。
また、東西線西改札から大手町タワー内のエレベーターへの移動ルートも確保する。このエレベーターを利用すると、改札階から地上階への移動や東西線と丸ノ内線の乗り換えが便利になるという。
大手町タワーは、8月30日から使用を開始する地上38階建ての超高層ビル。高さは約200mで、大手町地区のオフィスビルとしては最も高いビルとなる。10月2日には大手町タワーの商業施設「OOTEMORI(オーテモリ)」も一部オープンする。