トヨタ佐藤常務、複数のシナリオで駆込み需要に対応

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ SAI(参考画像)
トヨタ SAI(参考画像) 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の国内販売部門を担当する佐藤康彦常務役員は消費税増税に伴う今年度の駆込み需要について「いくつかのシナリオをもって対応していきたい」と述べた。

8月29日に東京で開いた新車発表の会場で記者団の質問に答えた。佐藤常務は2014年度に消費税増税が実施されることになれば、新車販売の駆込み需要が何らかの形で発生するとの認識を示した。

そのうえで、自動車取得税の扱いなど現状では不確定要素があるため「いくつかのシナリオを想定して(発生需要を)予測し、生産部門にもフィードバックしたい」と語った。現行のエコカー補助金制度の対象の有無など、車種によっても発生が「相当異なる」とも指摘した。

佐藤常務はまた、今後の受注動向 などを見ながら、年度内の納車を希望する顧客には「ご迷惑をかけないよう全力で取り組んでいきたい」とも述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る