日産自動車は8月27日、LCV(軽商用車)の世界市場において、2016年までにシェア第一位を目指す計画を発表した。
日産は、小型車から最大積載量7.5トン級のトラックまで、LCVに多くの車種をラインナップ。2011年には、日産のLCVの世界新車販売が初めて100万台に到達。2012年には、114万台に増えた。
好調なLCV販売の原動力となっているのが、小型商用車の『NV200』(日本名:『NV200バネット』)。同車の2013年度(2013年4月-2014年3月)の世界販売は、20万台に届く見込み。
すでに、日産の世界新車販売に占めるLCVの割合は、20%を突破。今後の成長が期待できることから、日産は今回、2016年までにLCVの世界市場でシェア第一位を目指す計画を発表している。
日産自動車の村上 秀人 執行役員は、「我々の計画は野心的に聞こえるかもしれない。しかし、目標は達成できると確信している」と述べた。