日産/プレイステーションGTアカデミーは、来週、英国シルバーストーンサーキットでレースキャンプを開催する。同キャンプには42人が参加し、GTアカデミーの11人目のチャンピオンを目指して戦いに挑む。
GTアカデミーは、「バーチャルレーシング(ゲーム)の世界で現実のレーサーとなる人材を見つけることができるのか」という、素朴な疑問から始まった取り組み。しかし、2008年にGTアカデミー最初の卒業生となったルーカス・オルドネスが、わずか3年でル・マン24時間の表彰台を獲得するなど、その取り組みが正しかったことが証明されてきている。
初年度の2008年、GTアカデミー(欧州)にエントリーしたのは2万5000人だったが、その後この活動が大きな話題となり、2010年の2回目には110万人が、今年は4週間で130万人のエントリーが集まった。現在GTアカデミーは、米国、欧州、ロシア、ドイツ、中東、南アフリカで選考会を開催しているが、選考会開催の要望は世界各地から寄せられ続けているという。
今年のGTアカデミーは現在佳境に入っており、9月には米国、ヨーロッパ、ロシア、ドイツで最終選考会が行われる。