VW、中国新疆ウイグル自治区の新工場を稼働…サンタナ 新型生産

自動車 ビジネス 企業動向
中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市で稼働した上海フォルクスワーゲン新工場
中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市で稼働した上海フォルクスワーゲン新工場 全 1 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは8月29日、中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市の新工場を稼働させた。

この新工場は、フォルクスワーゲンと中国の自動車大手、上海汽車の中国合弁、上海フォルクスワーゲンの工場として建設を進めていたもの。フォルクスワーゲンにとっては、世界で102番目の工場となる。

新工場では、新型『サンタナ』のノックダウン生産を開始。2014年には、車体のプレス加工工場と塗装工場も完成する予定で、年間で最大5万台を一貫生産できる体制へと移行する。

新疆ウイグル自治区ウルムチ市は、フォルクスワーゲンには、初の中国西部エリアの生産拠点。GMと中国での販売トップを争うフォルクスワーゲンにとって、中国西部地域の工場は重要な位置付け。

フォルクスワーゲングループチャイナのヨケム・ヘイツマン社長兼CEOは、「新型サンタナはこの中国西部エリアの人々に、モビリティと明確な未来への見通しをもたらすだろう」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る