【INDYCAR 第16戦】パジェノー、大波乱のボルチモアを生き残り優勝

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
サイモン・パジェノ
サイモン・パジェノ 全 6 枚 拡大写真

インディカーは9月1日、ボルチモア市街地コースで行われたグランプリ・オブ・ボルチモアのレースで、シュミット・ピーターソン・HPモータースポーツのサイモン・パジェノが今季2度目の勝利を飾ったことを発表した。

この75ラップのレースでは6度のフル・コース・コーションが出され、ほぼ全ての車が何らかのダメージを受けるという大波乱の展開となった。

「車はファンタスティックだったよ。僕達はリスタートで事故に巻き込まれなかったので、とてもラッキーだった。最後のリスタートではマルコ(アンドレッティ)とTK(トニー・カナーン)に対して激しくプッシュした」とパジェノは語った。

この結果、パジェノはポイント・スタンディングでマルコ・アンドレッティを抜き、3位に上昇した。

一方、レースの中盤にトップ争いを繰り広げていたスコット・ディクソンとウィル・パワーは、リスタートの際にセバスチャン・ボーデを避けようとしたパワーがディクソンの車をウォールに押し付けるような形で接触し、ディクソンはリタイヤとなって、レース後に不満と怒りを顕にした。

佐藤琢磨はわずか4ラップで、エンジンの故障の為にリタイヤとなってしまった。

グランプリ・オブ・ボルチモアの結果

1. サイモン・パジェノ(ホンダ)
2. ジョセフ・ニューガーデン(ホンダ)
3. セバスチャン・ボーデ(シボレー)
4. ジャスティン・ウィルソン(ホンダ)
5. シモーナ・デ・シルベストロ(シボレー)
6. チャーリー・キンボール(ホンダ)
7. ジェームズ・ヒンチクリフ(シボレー)
8. セバスチャン・サーベドラ(シボレー)
9. エリオ・カストロネベス(シボレー)
10. マルコ・アンドレッティ(シボレー)
11. トリスタン・ヴォーティエ(ホンダ)
12. オリオール・セルビア(シボレー)
13. E.J.ヴィソ(シボレー)
14. エド・カーペンター(シボレー)
15. トニー・カナーン(シボレー)
16. ステファン・ウィルソン((ホンダ)
17. グラハム・レイホール(ホンダ)
18. ウィル・パワー(シボレー)
19. スコット・ディクソン(ホンダ)
20. ライアン・ハンター=レイ(シボレー)
21. ダリオ・フランキッティ(ホンダ)
22. ルカ・フィリッピ(ホンダ)
23. ジェームズ・ジェイクス(ホンダ)
24. 佐藤琢磨(ホンダ)

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る