日本精機、メキシコに自動車用計器の販売会社を新設、日系自動車メーカーへの納入に対応

自動車 ビジネス 企業動向

日本精機は、メキシコ・ヌエボレオン州グアダルーペ市に、車載用計器・部品の販売会社を設立したと発表した。

新会社「ニッセイ・ディスプレイ・メヒコ」で、資本金は120万ペソ。同社グループのエヌ・エス・インターナショナルが80%、日本精機が13%、グループのNSウエストが7%出資する。

日本精機グループでは、メキシコ国内で、ニッポンセイキ・デ・メヒコとニッセイ・アドバンテック・メヒコの2社が、車載用計器部品を現地生産している。日系自動車メーカーがメキシコで自動車生産体制を増強しているのに伴って、現地で完成品の最終組立を行い、現地の工場へ納入するニーズが出てきた。このため、メキシコ国内に販売機能を持つ新会社を設立し、現地工場へ製品を納入する体制を構築する。

同社グループでは、四輪車用計器の世界シェアを、現在の13%から15%へ、二輪車用計器の世界シェアを、現在の33%から40%へそれぞれ引き上げる計画。特に北米市場を最重要市場の一つとして位置付けており、営業・設計開発機能の拡充、生産能力の拡大を進めている。当面、北米市場で四輪車用計器の生産台数を現在の250万台から500万台に倍増させる計画。

今回の販売拠点の開設を機に車載用計器事業の拡大を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  4. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  5. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る