【日産360】自動運転、ルール標準化はアライアンス以上の協力必要

自動車 テクノロジー 安全
日産 自動運転技術搭載車
日産 自動運転技術搭載車 全 4 枚 拡大写真

日産自動車は、米カルフォルニア州アーバインで開催中の「日産360」イベントで、2020年の実用化を目指している自動運転技術を公開している。

開発を担当する電子技術開発本部の飯島徹也ITS開発グループ担当部長は「非常に単純な機能のものでも規格の世界標準化には膨大な時間がかかるので、これだけ複雑多岐にわたった自動運転技術を標準化していくには、最初に世の中に出すチームがデファクトを造っていく形になるのかもしれない」と予測する。

その一方で「ひとり(1社)でわたる橋ではない」とし、その理由として「ドライバーと機械とのインターフェイス、操作系の最低限のルールはあまりばらついてはいけない。これは最低限守らなければいけないところは国際協調というか、他国の自動車メーカーともある部分は連携しながら定めていく必要はある」と述べた。

連携先については「当然アライアンスの中での協力は必須になる。それ以上の協力が必要になるかもしれない。最低限のものに関しては話し合って、前進させていくための協力は当たり前のこと。ただ部品をどう造りわけるとか、同じ部品を使うということは別の問題になる」と答えた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る