【NASCARネイションワイド 第25戦】トヨタ、カイル・ブッシュは4位

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トヨタ、カイル・ブッシュ
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9月6日、NASCARネイションワイド・シリーズの第25戦「Virginia 529 College Savings 250」がリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで開催された。

今大会は練習走行、予選、決勝全てが1日で行われるワンデイ・イベント。午前中2時間半の練習走行を経て、16時5分から予選が行われ、マット・ケンゼスが最前列2番手を確保。アレックス・ボウマンが6番手、カイル・ブッシュが7番手、ブライアン・ヴィッカーズが9番手、ケニー・ウォレスが10番手で続き、13台の“トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。

予選に続き、19時46分に0.75マイルショートオーバルを250周(187.5マイル:約300km)して競われる決勝レースがスタート。スタートダッシュを決めたKy.ブッシュが一旦2位に浮上するも、ハンドリングで苦しむKy.ブッシュはポジションをキープできず。唯一センターのラインを走行するケンゼスが2位で走行を続けた。

66周目、コース上の異物でこの日2度目のイエローコーションが出されると、全車ピットへ。ここで、5位につけていたヴィッカーズは、好ピット作業に助けられ、2位へと順位を上げたものの、ピットロード速度違反ペナルティ。首位と同一周回最後尾の24位まで後退を余儀なくされた。

2位で再スタートを切ったケンゼスは、その後も首位を追い続け、後半戦に入るとケンゼスを含むトップ2台が3位以下を大きく引き離すマッチレース状態に。ヴィッカーズも着実に追い上げ、トップ10圏内までポジションを戻してきた。

171周目、この日4度目のイエローコーションで全車ピットイン。ケンゼスが2位、ピットで順位を上げたKy.ブッシュが3位、ヴィッカーズが8位、エリオット・サドラーが10位で再スタート。しかし、この最前列アウト側からスタートしたケンゼスは、ライン外のタイヤかすに乗ってしまい、9位へと一気にポジションダウン。

残り20周となったところで、周回遅れのハル・マーティンが壁にヒットし、イエローコーション。上位勢は全車、最後のスプリントへ向けピットインし、調整とタイヤ交換を行った。ここでKy.ブッシュが2位、ヴィッカーズが4位へとポジションアップ。サドラーも好ピットで9位へ順位を上げた。

残り16周で再スタートが切られると、10位につけていたケンゼスが、4ワイド状態のバトルの中でアウト側の壁にクラッシュ。レースの大半で2位を走行していたケンゼスだったが、ここでレースを終えることとなってしまった。

このイエローコーションからの再スタート直後にもクラッシュが発生し、最後は6周でのスプリント勝負に。Ky.ブッシュ4位、ヴィッカーズ6位から追い上げを狙ったが、叶わず。Ky.ブッシュが4位、ヴィッカーズが7位、サドラーが8位でチェッカーを受けた。

次戦第26戦は9月14日、シカゴランド・スピードウェイで行われる。

■第25戦 決勝結果
1位:ブラッド・ケゼロウスキー フォード
2位:ブライアン・スコット シボレー
3位:リーガン・スミス シボレー
4位:カイル・ブッシュ トヨタ
5位:トレバー・ベイン フォード
6位:サム・ホーニッシュ・Jr. フォード

■ドライバーズポイント
1位:サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 880P
2位:オースティン・ディロン シボレー 864P
3位:リーガン・スミス シボレー 854P
4位:エリオット・サドラー トヨタ 852P
5位:ジャスティン・アルゲイヤー シボレー 828P
6位:ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 827P

■マニュファクチャラーズポイント
1位:フォード 169P
2位:トヨタ 166P
3位:シボレー 140P
4位:ダッジ 30P

《纐纈敏也@DAYS》

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