日立造船、イギリスでごみ焼却発電プラントの建設工事を受注

船舶 企業動向
東京二十三区清掃一部事務組合 中央清掃工場
東京二十三区清掃一部事務組合 中央清掃工場 全 1 枚 拡大写真

日立造船は、イギリスの発電設備付都市ごみ焼却プラントの建設工事を受注したと発表した。

スイス子会社ヒタチ・ゾウセン・イノーバ(HZI)がロンドンから北西50kmに位置する場所に、発電設備付都市ごみ焼却プラントを建設する。HZIのイギリスでの受注はこれで6件目。

HZIが土建工事を含む発電設備付都市ごみ焼却プラント建設工事をフルターンキーで請負ったもので、2万2000kWの発電量を備え、約3万6000世帯への電力供給が可能な施設となる。プラント建設は地元の雇用創出効果もあり、年間230万ポンドの経済効果を見込んでいる。

EUでは、都市ごみを焼却処理ではなく、埋立て処理している国が多いが、EUで1999年に採択された「埋立てに関する指令」により都市ごみの埋立て処理に関する規制が強化されていることから、イギリスやポーランドなど、埋立て処理比率の高い国では都市ごみ焼却プラントの需要が高まっている。海外では発電設備付都市ごみ焼却プラントは、ごみ処理施設としてだけではなく発電所としても期待されている。

日立造船は、HZIの実績を含め、中国を始めとする東アジアや欧州、北米、中東などに都市ごみ焼却プラントを400件以上納入している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る