機能的なだけが北欧デザインではない…ボルボ・モダンアート展開催

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カタリナ・アクセルソン氏の作品
カタリナ・アクセルソン氏の作品 全 6 枚 拡大写真

ボルボ・カー・ジャパンは、スウェーデンと日本がアートを通じて、両国に共通する“美”を追求し、文化交流を深めることを目的とした特別展示イベント、ボルボ・モダンアート展を開催する。

9月13日から30日までボルボ・カーズ 港・中央(東京都港区)にて開催されるこのイベントは、モダン・スウェーデンデザインの父と称されるオーケ・アクセルソン氏と、“現代における日本の文化創造”をコンセプトに活動している緒方慎一郎氏、そして、オーケ・アクセルソン氏の娘、カタリナ氏による共演である。

オーケ・アクセルソン氏はスカンジナビアンデザインについて、「(デザイン面において)機能的であり、使いやすいことがとても重要ですが、それだけではなく、触れることで、人間が良い気持、良い気分になることも大切なのです」とビジネスライクではなく、人への温かみが感じられるデザインだと話す。

そして、最近の傾向として、「環境への配慮、資源に対する配慮が、自然に考えられ作られているという特徴があると思います。資源に関してはとても重要なことです」と述べる。

オーケ氏の家具も、「資源を大切に使う必要がありますので、家具を作るにしても原料うまく使い、不要なものを出さないようにしています。エコロジーに対して積極的な配慮をしています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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