ボーイング、アジア太平洋地域でパイロットの大幅な需要増を予測

航空 企業動向
飛行シミュレーターによる訓練の様子
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ボーイングは9月15日、次の20年間に納入される新たな航空機の数の増加に対応して、アジア太平洋地域における商用航空機のパイロットとメンテナンス技術者の需要が増加するという予測を発表した。

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2103年度のボーイングのパイロット及びテクニシャンのアウトルックによれば、19万2300人の新しい商用航空機のパイロットと21万5300人の新しいテクニシャンが2032年までにアジア太平洋地域で必要となるとしている。

地域別の予測は以下の通り。(内訳はパイロット/技術者)
中国 ‐ 7万7400人/9万3900人
東南アジア ‐ 4万8100人/5万300人
南西アジア ‐ 3万900人/2万8500人
北東アジア ‐ 1万8500人/2万5500人
オセアニア地域 ‐ 1万7400人/1万7100人

ボーイングの2013年度現行市場アウトルックは、アジア太平洋地域での人員への要求が増すと同時に、新しい商用航空機の納入への要求数も増加し、2032年までの20年間に、1万2820の新しい航空機が必要とされると予測している。

2013年4月に、ボーイングは777とネクストジェネレーション737の為の2台の新しい完全飛行シュミレーターを、シンガポールのトレーニングキャンパスに導入している。

《河村兵衛》

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