【フランクフルトモーターショー13】韓国ハンコック、未来のタイヤ提案…ホイール一体のエアレスタイヤ

自動車 ニューモデル モーターショー
ハンコックのi-Flex
ハンコックのi-Flex 全 1 枚 拡大写真

韓国のタイヤ製造大手、ハンコックは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、『i-Flex』と呼ばれる新しいタイヤコンセプトを初公開した。

i-Flexは、未来のタイヤを提案したもの。大きな特徴は、2点。まずは、タイヤとホイールが一体デザインであること。そして、空気を使わないこと。

i-Flexの素材には、合成ポリウレタンを使用。全体の95%をリサイクル可能とした。タイヤとホイールは一体となっており、通常の別体設計のタイヤとホイールよりも、軽量化を可能にする。

さらに、i-Flexでは、空気を注入する必要はない。ユニークなデザインにより、タイヤ全体が車のショックアブソーバーのように、路面からの衝撃を吸収する仕組み。

フランクフルトモーターショー13の会場では、フォルクスワーゲン『up!』のカスタマイズカーに、このi-Flexを装着。ハンコックは、「燃費やノイズの面でも、最適化を図った」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ブリッド、高級スウェード調生地採用の新型リクライニングシート「ガイアススリー・レイムス」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る