【フランクフルトモーターショー13】アウディ S8 改良新型…ライバルを凌駕するパフォーマンス

自動車 ニューモデル 新型車
アウディ S8 の大幅改良モデル(フランクフルトモーターショー13)
アウディ S8 の大幅改良モデル(フランクフルトモーターショー13) 全 11 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディが9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13で初公開した『S8』の大幅改良モデル。競合車を凌ぐパフォーマンスが注目できる。

改良新型S8は、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボの「4.0TFSI」エンジンを継続搭載。最大出力は520ps、最大トルクは66.3kgmを引き出す。トランスミッションは、8速ティプトロニック。0-100km/h加速4.1秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを備える。

S8と競合するハイエンドの高性能サルーンといえば、新型メルセデスベンツ『Sクラス』の「S63AMG」と、ジャガー『XJ』の頂点に立つ「XJR」だろう。

新型S63 AMGのエンジンは、引き続き「V8 BITURBO」と呼ばれる5461ccのV型8気筒ツインターボユニット。最大出力は585ps、最大トルクは91.7kgm。トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトMCT 7。新型S63 AMGは0‐100km/h加速を4.4秒で駆け抜け、最高速は250km/h(リミッター作動)に到達する。

また、ジャガーXJRは、直噴5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、スーパーチャージャーで過給。さらに、吸排気系やエンジンマネージメントを中心に専用チューニングを施した。この結果、最大出力550ps、最大トルク69.3kgmを発生する。トランスミッションは、専用チューニングを受けた8速AT。XJRは0‐100km/h加速4.6秒、最高速280km/h(リミッター作動)の実力。

3車の中では、0-100km/h加速は、アウディS8の4.1秒が最速。これは、アウディS8の駆動方式が3車の中で唯一、4WDの「クワトロ」が標準である効果が大きい(S63AMGには、「4マチック」も設定)。優れたトラクション性能を示すデータといえるだろう。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  2. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  3. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  4. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  5. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  6. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  7. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  8. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  9. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  10. [15秒でわかる]トヨタ『4ランナー』新型…オフロード仕様のTRDプロを設定
ランキングをもっと見る