豊田合成は、10月1日から4日まで千葉市の幕張メッセで開催される最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2013」に出展すると発表した。
今回、低消費電力で振動を発生できるゴムシート「e-Rubber(イーラバー)」を出展する。
「e-Rubber」は、従来のモーターなどを用いた振動発生装置よりもスペース、消費電力、重量を半分以下にできる装置で、携帯電話などへの適用を目指して開発した。同社では、幅広い用途で適用を目指すため、サンプル出荷を開始するとともに、CEATECにも出展する。
同社は、義手などの人工筋肉として「高分子誘電アクチュエーター」の開発を進めており、この技術を応用するとともに、電気信号により振動を発生できることに着目「e-Rubber」を開発した。
ブースでは「e-Rubber」を展示し、振動する様子を実演する。