京阪京津線、運転再開まで1週間以上…飯山線は再開

鉄道 企業動向

台風18号の影響で運休中の京津線について京阪電気鉄道は9月20日、運転再開までに1週間以上かかる見込みと発表した。当初は21日までに復旧作業を完了し、その後運転を再開する考えを示していたが、被害が大きいことから作業を継続する。

同社によると、被災したのは御陵~京阪山科間と追分~大谷間の約100m、大谷~上栄町間の約200m。御陵~京阪山科間では汚泥の撤去と軌道整備を引き続き実施している。追分~大谷間は全ての作業を完了した。

大谷~上栄町間は土砂が大量に流入し、約3000立方mの土砂が堆積しているという。このため復旧作業が難航しており、「運転再開までにはさらに1週間以上の日数を要する見込み」としている。現在はJR西日本の湖西線山科~比叡山坂本間と東海道本線山科~石山間で振替輸送が行われており、京阪山科~浜大津間では代行バスが運行されている。

一方、JR東日本の飯山線戸狩野沢温泉~森宮野原間は21日から運転を再開した。JR東海の飯田線平岡~天竜峡間は運転再開までに3カ月程度かかる見込み。信楽高原鐵道の信楽線貴生川~信楽間と六甲摩耶鉄道の六甲ケーブル線六甲ケーブル下~六甲山上間は再開のめどが立っていない。

《草町義和》

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