関西国際空港の出入国実績、円安で明暗…8月

航空 企業動向

新関西国際空港は、8月の関西国際空港と大阪国際空港(伊丹)の運営実績を発表した。

それによると関西空港は発着回数が前年同月比2%増の1万1622回となった。国際線は旅客便が前年を下回ったことから同2%減の7459回と減少したものの、8月として過去2番目の水準だった。

国内線は、旅客便の新規就航や増便などにより、合計で10%増の4163回と引き続き前年を上回った。

国際線旅客数は、全体として同1%減の115万6496人と4カ月ぶりに前年を下回った。円安などの影響から日本人旅客は同8%減の70万6680人と、5カ月連続マイナスとなった。外国人旅客は同17%増の41万5770人と、18カ月連続で前年を上回っており、8月として開港来過去最高の実績となった。今年の4月、7月に次いで開港来3回目の40万人超となった。

国内線旅客数は同18%増の60万1176人と23カ月連続で前年を上回った。

貨物量は、国際線貨物量が同9%減の5万1008トンと7カ月連続で前年を下回った。積込は同12%減と10カ月連続で前年を下回り、取卸が同6%減と5カ月連続でマイナスとなった。

大阪国際空港は、発着回数が同8%増の1万2585回と伸びた。プロペラ機発着枠が一部低騒音ジェット機枠へ転換されたことによる増便などから6カ月連続プラスとなった。

国内線旅客数は、同8%増の136万4953人と5カ月連続で前年を上回った。貨物量は、積込量が同12%増、取卸量が同6%増で、総取扱量が同9%増の1万2036トンと13カ月連続で前年を上回った。

《レスポンス編集部》

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