トヨタ自動車が2013年6月、米国で発表した北米向け新型『カローラ』(日本仕様とは異なる)。米国で現地生産される同車が、北米以外の地域へ、輸出されることが決まった。
これは9月26日、トヨタが明らかにしたもの。「新型カローラを2014年から、ラテンアメリカおよびカリブ海地域へ輸出する」と発表している。
新型カローラの出荷先は、ラテンアメリカとカリブ海地域の合計18か国。2012年、米国製のトヨタ車は、輸出台数が過去最高に。12万4000台以上を世界21市場へ出荷し、前年比は45%増と大きく伸びた。
2014年の1年間に、トヨタは新型カローラ7500台以上を、ラテンアメリカとカリブ海地域へ輸出する計画。全て、米国のミシシッピ工場で生産された新型カローラとなる。
トヨタノースアメリカのジム・レンツCEOは、「米国製カローラのラテンアメリカとカリブ海地域へ輸出は、我々の米国生産の基盤をさらに強固にするだろう」とコメントしている。