ロッキード・マーチンは9月26日、米空軍のクルー達が、ジョージア州マリエッタに所在する同社の施設から、MC-130JコマンドII特殊作戦部隊タンカーを空輸したことを発表した。
この航空機は米空軍特殊作戦コマンドに配属され、イギリスのミルデンホール空軍基地に本拠を置くこととなる。コマンドIIは空中給油や潜入、航空輸送や特別作戦を行う部隊への再補給などのミッションを行う。
MC-130Jは37機のMC-130EとMC-130Pタンカーで構成される、老化した特殊作戦部隊の編隊の航空機と入れ替えられている。最初のMC-130Jはニューメキシコ州のキャノン空軍基地に2011年9月に納入され、最終納入は2017年に行われることが予定されている。
この航空機は2012年3月に、「コンバット・シャドーII」から「コマンドII」と公式にその名称が変更された。