「常識的な状況を超えている」 JR北海道で太田国交相

鉄道 行政
太田国交相
太田国交相 全 2 枚 拡大写真

太田昭宏国土交通相は9月27日の閣議後会見で、JR北海道に対し実施中の特別保安監査について「軌道だけでなく、車両、運転、管理体制、保安体制など経営体制を含む経営全般の問題を洗い出すことが目的。一般的、常識的な状況を超えている。踏み込んで調査し、総合的な調査に基づく判断が必要だ」と述べ、経営体制も含めた総合的な調査を行う考えを示した。

【画像全2枚】

19日に大沼駅構内で起きた貨物列車の脱線事故現場付近のレール幅の広がりが基準値を超えていることがわかり、国土交通省は21日から27日までの予定で特別保安監査を実施している。

太田国交相は「基準値を超える軌道変位を放置していた箇所については、すべて補修済みとJR北海道から報告を受けた。現場任せにせず、本社が自ら確認するよう改めて指示した」と述べたほか、国交省の監査体制についても「人員の問題も含めて検討していきたい」と監査体制を強化する考えを示唆した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. 【プジョー 208 新型試乗】新ハイブリッド搭載で、俊敏なハンドリングがより際立つ…島崎七生人
  4. 財務省“EV狙い撃ち”…重量に応じた「EV新税」車検時に上乗せ[新聞ウォッチ]
  5. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る