【IIHS衝突安全】ボルボ S60 と XC60 、前面衝突回避性能テストで最高評価

自動車 テクノロジー 安全
ボルボ S60の大幅改良モデル
ボルボ S60の大幅改良モデル 全 2 枚 拡大写真
ボルボカーズの米国法人、ボルボカーズ オブ ノースアメリカは9月27日、米国IIHS(道路安全保険協会)の実施した前面衝突予防性能を評価する新試験プログラムにおいて、『S60』と『XC60』が最高評価の「スーペリア」を獲得したと発表した。

IIHSの新試験プログラムは、中型乗用車とSUVを対象に初めて実施。前面衝突予防システムをオプション/標準装備する車種に関して、自動ブレーキ機能の有無や自動ブレーキの検証テストを行ったうえで、衝突回避性能を「スーペリア」、「アドバンスド」、「ベーシック」の3段階で評価するもの。

このテストでは、先行自動車のリア部分に見たてた静止目標に向かって、IIHSのエンジニアがテスト車を走らせ、自動ブレーキによる減速性能を検証する。最高評価の「スーペリア」を獲得するには、自動ブレーキ試験で4‐5ポイント、前面衝突警報付車両への1ポイントの加算を含め、総合5ポイント以上(最高6ポイント)が必要とされる。

米国向けのS60とXC60には、「シティ・セーフティ」を標準装備。シティ・セーフティは前方車両をレーダーセンサーで監視。追突の危険性を感知するとブレーキが準備態勢に入り、ドライバーがブレーキ操作を行わないと、自動でブレーキがかかるシステム。

S60とXC60は、自動ブレーキ試験で4ポイント、前面衝突警報付車両への1ポイントの加算を含めて、総合で5ポイントを獲得。IIHSから最高評価の「スーペリア」の認定を受けている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  5. まずは街で最適解を出す! ダンパー減衰の基礎と“曲がる・止まる”が変わる実践チューニング~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る