マレーシア トレンガヌでまた公共施設崩落事故、今年で3件目 手抜工事に批判の声

エマージング・マーケット 東南アジア

トレンガヌ州で9月29日、今年3件目となる公共施設の屋根の崩落事故が発生。手抜き工事への批判の声が高まっている。

このほど崩落事故があったのは、ブキ・トゥンガルにある「カンポン・テバ・モスク」で、午前4時という早朝だったため死傷者はなかった。問題のモスクは築2年で、州政府によるプロジェクト。600万リンギが投じられた。

同州では、今年2月にクアラ・トレンガヌの「スルタン・ミザン・ザイナル・アビディン」スタジアムで天井を支える鉄骨の構造物が崩落する事故が起き、作業員5人が骨折などの重軽傷を負った。現場では屋根を支える構造物の取り外し作業が行われていた。また5月にはフル・トレンガヌの「カンポン・ビンジャイ・ケルタス・モスク」で屋根が崩落した。

2009年にも手抜き工事が原因で「スルタン・ミザン・ザイナル・アビディン」スタジアム、スルタン・マハムド空港などで4件以上の事故が起こっている。

広瀬やよい

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