韓国キアモーターズの米国法人、キアモーターズアメリカは10月1日、米国市場で2014年、最初のEVを市販する計画を明らかにした。
キアのEVは、小型トールワゴンの新型『ソウル』をベースに開発される予定。2014年、米国内の一部州で発売する。モーターをバッテリー(二次電池)のみで駆動する純粋なEVとなる。
現時点では、ソウルのEV版の内容は公表されていない。今後、米国で開催されるモーターショーにおいて、その詳細を明らかにするとしている。
初代ソウルは2008年10月、パリモーターショー08で発表。ボクシーな5ドアハッチバックボディが特徴のサブコンパクトカーで、米国では日産『キューブ』やサイオン『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)などと競合する小型ハイトワゴン。2013年3月、ニューヨークモーターショー13では、2代目となる新型ソウルを発表。
キアモーターズアメリカOrth Hedrick商品企画ディレクターは、「すでに新型ソウルは85%のパーツをリサイクル可能にするなど、環境対応を進めている。ソウルのEVは、キアの環境技術をアピールする1台」とコメントしている。