アイサイト、進化の決め手は“富士重工製ステレオカメラ”にあり

自動車 テクノロジー 安全
富士重工業 次世代アイサイト技術発表会
富士重工業 次世代アイサイト技術発表会 全 6 枚 拡大写真

富士重工業は10月2日、操舵制御機能などを追加した次世代型アイサイトを2014年に発売する新コンセプトカーから順次搭載すると発表した。

アイサイトの開発責任者を務めるスバル技術本部の岩瀬勉プロジェクトゼネラルマネージャーは「対車両の衝突回避技術は2010年に導入したが、年々改良を加えており、現時点のアイサイトが一番良いアイサイトという状態になるように改良を加えている」と説明。

その上で「それができるのは(アイサイトに使う)ステレオカメラそのものを富士重工が造っているからだ。それがもし、サプライヤーの開発したものだとすると、開発のスピードがサプライヤーのスタンスにあわせながら進む。しかし、アイサイトは制御技術、ソフトウェアも含めて自前で開発しているので、日進月歩で開発が進められるというのが大きな決め手になっていると認識している」と強調した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  5. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る