マレーシア会計検査院、2012年度報告を発表…改めて政府の無駄遣い指摘

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

2012年度の会計検査院報告の第1・2シリーズが、1日に下院議会で発表された。

今年から「連邦政府・機関」「連邦公的機関」「州政府活動」といった3つのシリーズに分けて報告が行われることになっており、第3シリーズは11月に発表される。政府による無駄遣いやずさんな財政管理、コスト超過などが改めて明らかになった。

評価は、15の政府機関、4の政府系企業を対象に21項目について行われた。特に問題が指摘されたのは、教育省、情報通信文化省、保健省、公共事業省、警察、関税局、福祉局の7つの省庁・機関で、無駄遣いの他、業務・サービスなどの質の低さ、歳入管理や資産管理のずさんさ、規則や手順の不遵守、プログラムやプロジェクトへの注意の低さ、請負業者やベンダー、コンサルタントの管理、プロジェクト管理力の欠乏、などが見つかった。

会計監査院は、653項目にわたる行政の課題を指摘。うち143項目については1日の国会で発表された。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  2. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  3. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  4. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  5. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  6. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  7. 日産『ルークス』新型、1か月で受注1万1000台突破…約8割が「ハイウェイスター」選択
  8. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  9. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  10. “立駐ドリフト”で話題になったあのクルマをホットウィールで完全再現!映画『ワイルド・スピード』の最新シリーズをゲットせよPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る