SRT バイパー、減産へ…販売不振で生産調整

モータースポーツ/エンタメ 出版物
SRT バイパー
SRT バイパー 全 5 枚 拡大写真

米国を代表するスポーツカーのひとつ、SRT『バイパー』。同車が販売不振により、減産体制に入ることが分かった。

これは10月2日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアの取材に応じたクライスラーグループの広報担当は、SRTバイパーを生産するミシガン州デトロイトのコナーアベニュー工場について、「従業員の一部を10月2日付けで他の工場に異動し、SRTバイパーの減産を行う」と明かしたという。

減産の理由は、SRTバイパーの販売不振にある。同メディアによると、従来、SRTバイパーは1日当たり9台を生産。しかし、需要の低迷により、今後は1日当たり6台へと生産台数を調整するとのこと。

SRTバイパーには、現在のダウンサイジングトレンドとは無縁の大排気量V型10気筒ガソリンエンジンを搭載。このV10は先代のダッジ『バイパー』同様、排気量は8.4リットル。しかし、ピストンやインテークマニホールド、エグゾーストバルブなどに、大幅な改良を受けており、最大出力は640ps、最大トルクは83kgmを引き出す。0‐96km/h加速は3秒以下、最高速は331km/h。

2013年8月には、2014年モデルを発表。ベースグレードの価格を2000ドル(約20万円)引き上げ、10万ドル(約1000万円)としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  7. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  8. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る