軽自動車、軽以外からの乗り換えが4割

自動車 ビジネス 国内マーケット
軽自動車・コンパクトカーを購入した理由
軽自動車・コンパクトカーを購入した理由 全 2 枚 拡大写真

マクロミルは、日刊自動車新聞と共同で、軽自動車・コンパクトカーに関する調査を実施し、その結果を発表した。

調査は、全国の20~69歳、軽自動車・コンパクトカーの2013年購入者各515人、合計1030人を対象に8月24日・25日、インターネットリサーチで行った。

2013年に軽自動車を購入した新規増車の内訳は、新規10.6%、切替え81.9%、増車7.3%その他0.2%。そのうち、新規を除く対象者に1台前に所有していたクルマをたずねたところ、軽自動車だった人は56.2%と半数以上、残りの44%は普通車やコンパクトカー、ハイブリットカーなどからのダウンサイズ購入という結果となった。一方、コンパクトカー購入者は、コンパクトカーからの乗り換えが45.4%、その他14.4%が軽自動車からのアップサイズ、37.6%は普通車からのダウンサイズ購入となった。

軽自動車の購入者に購入理由をたずねたところ、「維持費が安いから(72.4%)」がトップ、次いで「燃費が良いクルマにしたかったから(48.0%)」「性能や品質が十分に高いと思うから(42.7%)」という結果となった。そのうち、近年人気の高い「ハイトワゴンタイプの軽自動車」に限定してみると、「性能や品質が十分に高いと思うから」が52.1%と、軽自動車全体に比べて10ポイント程度の差が出ている一方、「車両本体価格が安かったから」が24.4%(軽全体では38.8%)と14ポイント以上低い結果となった。

軽自動車の満足度をたずねたところ、総合満足度は72%だった。個別では、「税金が安い(80.2%)」「維持費が安い(76.3%)」「燃費が良い(64.3%)」と、価格に関する項目が上位にあがったほか、「取り回しが良い、運転がしやすい(62.1%)」「走行性能が高い(58.3%)」「室内空間が広い・快適(58.3%)」などが次いで高い満足度を得ている。また、対象をハイトワゴンタイプに絞ったところ、総合満足度は同様に70%程度ながら「メーカーの信頼」「スタイル・外観」「イメージやテイストがよい」「安全性が高い」「定評がある」など、他者からの評判やイメージに関わる項目がそれぞれ軽自動車全体に比べて高くでている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る