テスラのEV、モデルS…車両火災の思わぬ影響

エコカー EV
テスラ・モデルS
テスラ・モデルS 全 1 枚 拡大写真

米国のベンチャー企業、テスラモーターズが販売しているEV、『モデルS』。同車が米国で、車両火災を起こした。

これは10月1日の朝8時頃、米国ワシントン州シアトル郊外で起きた出来事。1台のモデルSが、高速道路の出口を降りた場所で、車両のフロント部分を燃やす火災を起こした。

この車両火災に敏感に反応したのは、米国ニューヨークの株式市場だった。車両火災の様子を撮影した映像が、ネット上で公開された翌日の10月2日、テスラモーターズの株価は6.2%下落。

モデルSは、米国での販売が好調で、同社の好決算の原動力となっている。そのため、投資家の間で、この車両火災がテスラモーターズの業績に与える影響に、懸念が広がったと見られる。

テスラモーターズは急遽、声明を発表。「今回の車両火災は、道路上の金属製の落下物と、モデルSのアンダーフロアが接触し、車両下部が損傷したことで起きた可能性が高い」と、車両の不具合でないことをアピール。また、幸いにも、乗員は車両の外に避難して、無事。火災は消防隊によって消火された。同社は、「燃えたのは車両のフロント部分のみで、室内には延焼していない」と説明している。

《森脇稔》

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