WRCは10月4日、元F1ドライバーのロバート・クビサがラリーフランスの得意のターマックで、WRC-2クラスの他のドライバー達を圧倒し、昨夜のパワーステージに続き、この日の6つのステージの全てに勝利したことを発表した。
このポーランド人ドライバーはこの日のラリーを、2番手のエルフィン・エヴァンスに3分31秒という大きな差をつけてフィニッシュし、現在のチャンピオンシップリーダーであるアブドゥラジズ・アル‐クワリから再びリードを奪い返す為の完璧なポジションにいる。
「ペースノートとコンディションに良い感じを持った時、とても良い運転ができる。しかし快適でない時は、僕の運転はそれほど良くないね」とクビサは語った。
2番手となったウェールズ人ドライバーのエヴァンスは、第3ステージで彼の運転するフォード・フィエスタR5の右前輪をパンクさせた為、タイヤを交換しなければならなかった。
「何が起こったのか100パーセント確かではない。ヘアピンを抜ける時にコンクリートブロックにヒットして、パンクしていなかったのはラッキーだったが、それから少し後に車が片側に引っ張られ始めた。タイヤがリムから外れてしまったので、さらなるダメージを受けないように僕達はストップしてそれを交換した」とエヴァンスは語った。