スバル、次世代アイサイト発表「車の動きを制御する頭脳に」

自動車 テクノロジー 安全
富士重工 技術本部プロジェクトゼネラルマネージャーの岩瀬勉氏
富士重工 技術本部プロジェクトゼネラルマネージャーの岩瀬勉氏 全 4 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)は、運転支援システム「アイサイト」の次世代バージョンを発表した。

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現行モデルに搭載されているアイサイトVer.2のステレオカメラシステムを全面的に改良し、新たに3つの機能が追加された。

高速道路における使用を想定した「レーンキープアシスト」は、道がカーブしていても同一車線内を中央維持して走行できるほか、車線からはみ出さないよう操舵支援する車線逸脱抑制機能を持つ。

「AT誤後進抑制制御」は、現在のVer.2で既に搭載されている「AT誤発進抑制制御」を後退用に改良したもの。後退時のペダル踏み間違いによる事故被害の軽減を図る。

障害物の回避をアシストする「危険回避アシスト」は、前方障害物と衝突する可能性が高いと判断したとき、VDC(横滑り防止装置)特性を変更し、ドライバーの衝突回避操舵を支援する。

技術本部プロジェクトゼネラルマネージャーの岩瀬勉氏は、「わが社の安全技術は世界に認められており、最終的にはアイサイトで培った技術を応用した自動運転を目指す」と結論付けた。

◆運転支援システムから運転制御システムへ

車の自動運転技術が注目を浴びている昨今、運転を支援する目的で開発されたアイサイトがついに自動運転を目指そうとしている。スバル技術本部先進安全PGM主査の大鐘一良氏が、アイサイトの将来について語った。

「天候や路面状況によって、ブレーキをかけるタイミングや制動距離は変動します。将来的には周囲環境変化の認識や判別も可能とし、車の動き全体を制御できる頭脳として育て上げていきたいと思っています」

同ブランドのSUV『フォレスター』には、悪路における走破性を高めた「X-MODE」が搭載されているが、このような車両制御機能などと連携、あるいは統合した技術開発も視野に入れている、と付け加えた。

《小川 貴裕》

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