【WSB 第13戦】カワサキ、サイクスがWウイン…タイトル獲得に王手

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トム・サイクス(カワサキ)
トム・サイクス(カワサキ) 全 3 枚 拡大写真

スーパーバイク世界選手権第13戦が、10月4日から6日までの3日間、仏マニクール・サーキットで開催された。

今大会は、金曜日、土曜日と雨の多い不安定な天候となったが、トム・サイクス(カワサキ)は、ウエットコンディションはもちろん、ウエットからドライに変化する難しいコンディションでも安定した速さを披露、今季8回目のポールポジションを獲得した。

迎えた決勝日は、厚い雲が空を覆う天候となったが、辛うじてドライコンディションで行われた。第1レースは、サイクスとギュントーリ(アプリリア)の一騎打ちとなったが、後半にギュントーリを突き放して独走。第2レースは、オープニングラップから快調にラップを刻み、後続を寄せ付けない圧倒的な強さを発揮した。

これで今季3回目のWウィンを達成。今季8勝目、9勝目を挙げることに成功したサイクスは、今大会3位&2位で総合2位のラバティ(アプリリア)に37点、今大会2位&3位で総合3位のギュントーリに38点のリードを築き、最終戦スペイン・ヘレス大会で念願のタイトル獲得に挑むことになった。

■レース1
1位:トム・サイクス(カワサキ)
2位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
3位:ユージーン・ラバティ(アプリリア)
4位:ダビデ・ジュリアーノ(アプリリア)
5位:マルコ・メランドリ(BMW)
6位:ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)

■レース2
1位:トム・サイクス(カワサキ)
2位:ユージーン・ラバティ(アプリリア)
3位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
4位:ダビデ・ジュリアーノ(アプリリア)
5位:チャズ・デービス(BMW)
6位:ヴィンセント・フィリップ(スズキ)

■ポイントスタンディング
1位:トム・サイクス(カワサキ)411P
2位:ユージーン・ラバティ(アプリリア)374P
3位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)373P
4位:マルコ・メランドリ(BMW)339P
5位:チャズ・デイビス(BMW)270P
6位:ダビデ・ジュリアーノ(アプリリア)195P

《纐纈敏也@DAYS》

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