フォードの大量生産方式が100周年…自動車生産の基礎

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フォードモーターが1913年に開始した製造ラインを使った大量生産方式
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米国の自動車大手、フォードモーターは10月7日、現在の自動車生産の基礎となった製造ラインによる大量生産方式が始まって、100周年を迎えたと発表した。

フォードモーターは1903年、創業者のヘンリー・フォードによって設立された。彼が生み出した画期的な自動車の生産方法が、製造ラインを使った大量生産方式。1913年に開始されたこの方式が、現在の自動車組み立てのルーツといわれる。

この大量生産方式を初めて導入して登場したのが、『モデルT』。同車は累計150万台以上を販売するヒット作となり、モータリゼーションを浸透させるのに大きな役割を果たした。

この伝統を受け継ぎ、フォードモーターは2017年までに、全世界の工場に柔軟な生産方式を導入する計画。各工場で、平均4車種の異なるモデルを組み立てる体制作りを目指す。

フォードモーターのビル・フォード会長は、「100年前、私の偉大な祖父は、安全で効率的な移動手段を多くの人に届けるというビジョンを持って、自動車の生産を開始した。自由なモビリティを実現してくれた祖父を誇りに思う」とコメントしている。

《森脇稔》

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