カンザス・スピードウェイでのNASCARのレースで多くのトラブルが発生した原因は、タイヤではなく路面にあると、ほとんどのドライバー達が指摘していることを明らかにした。
グッドイヤーのオフィシャルはこの1.5マイルのレーストラックに、先月アトランタで使用された、マルチ・ゾーン・テクノロジーを利用した新しいタイヤのコンビネーションを各チームに提供した。
しかし土曜日に行われた予選でカイル・ブッシュとカート・ブッシュがスピンを起こして、日曜日の決勝に最後尾から挑むこととなり、さらにジミー・ジョンソンもプラクティスの間にスピンに見舞われた。
そして昨日の決勝では記録的な15回のコーションフラッグが上げられるという事態となり、ドライバー達は、それはまだ新しい路面が原因であって、タイヤではないと説明している。
このレースで3位となったジェフ・ゴードンは、「バンプは欲しくない。しかし僕はバンプの事を語っているのではなく、レーストラックの磨損性について語っている。ここはレーストラックなのに、新しいハイウェイのような舗装だ。これはハイウェイでははなく、レーシングカーとレーシングタイヤが走る路面であるべきだ」と語った。
現在ポイントスタンディングで首位に位置するマット・ケンゼスは、「どのくらい長い間かわからない程の期間に、僕がレースした最悪のレーストラックだった」と厳しい批判を口にしている。