【消防防災展13】スカニア、大型トラックのエンジンを使った発電機を日本投入

自動車 ビジネス 企業動向
スカニアのディーゼル発電機(東京国際消防防災展2013)
スカニアのディーゼル発電機(東京国際消防防災展2013) 全 1 枚 拡大写真

スウェーデンのトラックメーカー、スカニアは「東京国際消防防災展2013」(10月2日~5日)に初出展、自慢の発電機を披露した。それは、大型トラックのディーゼルエンジンを使用したもので、最大出力は450kWと強力で、約150軒分の電力をまかなえるそうだ。

長さ4m弱、重量3t超という、この発電機の特徴はなんと言っても操作が簡単なこと。コントロールパネルのスタートボタンを押すだけで、発電を開始し、電圧、電流、周波数などの発電状況、エンジンの回転数、冷却水温度、エンジン油圧などのエンジンの状況もコントロールパネルのデジタルディスプレーで確認できる。

また、離れた場所から稼働状況を確認したい場合は、PCあるいは追加コントロールパネルを設置することで容易に対応できるという。さらに、複数台の発電機を連携させて運転することも可能だ。

「今年、日本での認定を取り、これから本格的に売り込んでいこうと考えています。来年には10~20基売っていきたい」と同社の日本法人関係者は話す。出力が大きいので、工場での非常用電源としてもってこいの商品といえそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る