ケーヒン、直噴エンジン対応のインジェクターを開発…優れた噴霧性能と高圧噴射を実現

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ケーヒン・直噴エンジン対応インジェクター
ケーヒン・直噴エンジン対応インジェクター 全 1 枚 拡大写真

ケーヒンは、ガソリン直噴型エンジンに対応した新たなインジェクターを開発、量産を開始した。

ケーヒンが開発した直噴エンジン対応インジェクターは、燃料圧力損失の少ないシート構造と噴孔配置を適正化することで、世界トップクラスの微粒化と優れた噴霧性能を実現。

また、コア/ニードル別体のバルブ構造と、高効率磁気回路の採用で、信号印加後開弁時間0.6ms(同社従来製品比-13%)、作動可能燃料圧力35MPa以上(同+80%以上)という、世界トップクラスの応答性と高圧噴射を達成している。

新製品は、画像位置検出技術の進化によるサイクルタイムの大幅短縮や噴孔加工設備の内製化による省スペース化など、日本の生産技術力を生かした高効率生産ラインで生産。現在、量産を開始し、本田技研工業に納入している。

《纐纈敏也@DAYS》

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