1-9月のベントレー世界販売、9%増…中国は17%減と減速傾向

自動車 ビジネス 海外マーケット
ベントレー・コンチネンタルGT V8
ベントレー・コンチネンタルGT V8 全 3 枚 拡大写真

英国の高級車メーカーのベントレーは10月10日、2013年1‐9月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は6516台。前年同期比は9%増だった。

市場別実績では、最大市場の米国が、前年同期比16%増の2022台と好調。一方、第2位の中国は1264台にとどまり、前年同期比は17%減と、減速傾向が続く。ベントレーによると、モデルチェンジした主力車の『フライングスパー』が、2013年半ばからの販売となった影響を受けたという。

また、3位は地元英国で、前年同期比24%増の1055台と大きく増加。英国を含めた欧州全体でも、信用不安にもかかわらず、前年同期比14%増の1081台と伸びた。また、中東は53%増の394台。日本は9%増の142台を登録した。

ベントレーのケビン・ローズ営業&マーケティング担当取締役は、「W12エンジン搭載車の人気が持続。V8搭載車や『ミュルザンヌ』などの好調さも、競合他社に対して優位に立っている要因」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  4. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る