クライスラー、メキシコ工場に投資…商用車とエンジン増産へ

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クライスラーグループのメキシコ工場で生産されるラムプロマスター
クライスラーグループのメキシコ工場で生産されるラムプロマスター 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、クライスラーグループは10月10日、メキシコの2工場に、総額12億4900万ドルを投資すると発表した。

同社が投資を行うのは、メキシコ・サルティヨ工場。商用車の組み立て工場で新型車を生産するのと、エンジン工場のライン増設に充当する。

新型商用車は、ラム『プロマスター』。同車は、クライスラーグループと提携関係にあるフィアット『デュカート』のOEM車。2013年7月メキシコ・サルティヨ工場において、量産第一号車がラインオフしたばかり。

また、今回の投資は、地元の雇用にも貢献。クライスラーグループによると、エンジン工場だけでも470名の雇用を創出。商用車の組み立て工場では年末までに、1100名以上の雇用を生み出すという。

クライスラーグループは10月10日、エンリケ・ペーニャ・ニエト大統領をサルティヨ工場に迎えて、記念式典を開催。同社のセルジオ・マルキオンネCEOは、「メキシコでの生産は、政府と地元自治体の協力なしにはあり得ない。メキシコでの成長の機会を与えられたことに感謝する」と述べた。

《森脇稔》

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