JR貨物、コンテナ単位で列車運行情報の提供を開始

鉄道 企業動向
「IT-FRENSシステム」の照会画面のイメージ。運送事業者はコンテナごとに運行情報を照会できるようになった。
「IT-FRENSシステム」の照会画面のイメージ。運送事業者はコンテナごとに運行情報を照会できるようになった。 全 3 枚 拡大写真

JR貨物は「IT-FRENSシステム」による運行情報の提供について、10月8日からコンテナ単位での情報提供を開始した。

IT-FRENSはJR貨物が運用している貨物輸送の総合管理システム。貨物列車の位置やコンテナの予約などがIT-FRENSによって管理されており、JR貨物のコンテナを利用する運送事業者はインターネットを通じてIT-FRENSに接続し、コンテナの予約などを行うことができる。

今年3月からは列車の遅れが発生した際の運行情報の提供も開始。当初は列車単位での提供だったが、8日からはコンテナ単位での提供を始めた。これにより運送事業者は、発送したコンテナごとにコンテナの現在位置や遅れの理由、到着見込みなどの情報をIT-FRENSから照会できるようになった。

JR貨物は今回の情報提供により、「鉄道利用運送事業者様を通してのお客様への情報提供やお客様からのお問合せに対して、今まで以上にスムーズに対応することが可能となります」としている。

《草町義和》

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