ドイツの高級車メーカー、BMWは10月13日、『4シリーズ カブリオレ』の概要を明らかにした。実車は11月19日、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー13で初公開される。
BMWは2013年9月、フランクフルトモーターショー13において、『3シリーズクーペ』の後継車の『4シリーズクーペ』を発表。『4シリーズ カブリオレ』は、そのオープン版。従来の『3シリーズ カブリオレ』の後継モデルに位置付け。
4シリーズ カブリオレは、先代3シリーズ カブリオレ同様、3分割の電動メタルルーフを採用。後部ピラーを中心にデザインが見直され、いっそうクーペに近いシルエットを実現した。開閉操作はスイッチひとつで行え、開閉に要する時間は約20秒。ルーフを閉めた際には、内張りの新素材により、従来よりも静粛性が引き上げられた。
搭載エンジンは、ガソリンが2種類。トップグレードは、「435i」。『3シリーズ』や『5シリーズ』でお馴染みの直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力306ps/5800-6000rpm、最大トルク40.8kgm/1200-5000rpmを引き出す。0-100km/h加速は5.5秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力。
その下に位置する「428i」は、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力245ps/5000-6500rpm、最大トルク35.7kgm/1250-4800rpmを発生する。0-100km/h加速は6.4秒、最高速は250km/h(リミッター作動)と公表されている。