IHI、「イプシロンロケット」のエンジニアが小学生との交流…夢のあるキャリア教育

宇宙 企業動向
IHI、本社のある地元小学生とイプシロンロケット開発者との交流会を開催
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IHIは、江東区立豊洲北小学校の6年生・約170人を豊洲IHIビル/アトリウムに招待し。9月14日に打上げに成功した「イプシロンロケット」のエンジニアとの意見交流会をはじめとしたイベントを実施した。

IHIグループがイプシロンロケットのエンジニアとして打上成功後に一般の人と交流を図る機会を設けたのは今回が初めて。

同イベントは、豊洲の地に居を構える企業として「豊洲街づくりへの貢献」と、日本の「宇宙開発技術への理解深化」、小学生への「夢のあるキャリア教育の一助」を目的に実施したもの。

ロケットの担当エンジニア2人が「ロケットエンジニアとなった経緯」(子供の頃の夢、将来なりたかった職業)、「同ロケットの概要・特長」、「ロケットが宇宙に打ち上がるまでの一連の作業」などを説明した。小学生からは「開発・設計・製造期間」や「ロケットが打ち上がった直後の感想」、「ロケットエンジニアになるには何が必要か」などの質問・意見を受けた。質疑応答や意見交換を通じて、ロケット技術や宇宙開発に対する理解の深化を図った。

また、移動式体感型全天球シアター「スペースボール」の観覧会や、ものづくり館「i-muse」の見学会も開催した。

IHIグループでは宇宙開発について1960年代から積極的に取り組んできた。通信・放送、気象、ナビゲーション、防災、環境保全など、宇宙産業は人類の生活に不可欠なものとなっており、今後大きく成長していく宇宙産業分野にIHIグループとしても革新的な役割を果たしていくとしている。

同社では、引き続き11月上旬に、近隣の中学校を対象としたイベントの開催を計画している。

《レスポンス編集部》

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