【ITS世界会議13】5日間の会期を終え閉幕…1万6900人が参加

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ITS世界会議東京2013閉会式
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第20回ITS世界会議東京2013は10月18日、5日間の会期を終え、閉幕した。自動運転やビッグデータなどをテーマに60か国以上の自動車および部品メーカー、情報関連企業が出展。参加者は一般来場も含め1万6900人と当初目標の1万人を大きく上回った。

ITS世界会議東京2013組織委員会の渡邊浩之委員長は同日、東京ビッグサイト国際会議場で開いた閉会式で「この世界会議でのディスカッションや展示を通じて良い機会が提供された」とする一方で、「10年に1度の規模の台風の接近により、水曜日午前中のすべてのイベントをキャンセルすることになった。難しい決定だったが、最も高い優先順位を安全性においた。みなさんの理解を頂き感謝したい」と述べた。

矢野厚議長は「セッションでは安全を始め交通渋滞、環境、インフラの老朽化、公共からの資金調達など非常に様々な課題やトピックが議論された。またショーケースやデモの中で先進的な自動運転システムが顕著なトピックとしてでていた。これらが広範囲な興味を引き付け、多数の一般市民や、政府の要人にまで関心が広がった」と、今回の会議を総括した。

その後、「パッシング・ザ・グローブ」と名付けた次回の世界会議へバトンを渡すセレモニーなどを行い、すべての日程を終えた。

《小松哲也》

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