【ITS世界会議13】日立グループ、スマートモビリティに向けたアプリケーション

自動車 テクノロジー ITS
【ITS世界会議13】日立グループ、スマートモビリティに向けたアプリケーション
【ITS世界会議13】日立グループ、スマートモビリティに向けたアプリケーション 全 4 枚 拡大写真

ITS世界会議に、日立グループは、展示ブースで公共インフラを中心する「スマートモビリティ」の実現に向けた、ITSアプリケーションとテクノロジーを紹介した。

展示ブースをみると、パネル展示が多い中、実物の製品としてスバル『フォレスター』が展示され、日立オートモティブシステムズが開発に携わり実用化された安全支援システムとしてアイサイトを紹介していた。

日立製作所ソリューション推進本部の赤木寛氏は「アイサイトで象徴的だったのは、カメラというデバイスを通じて、それまでクラリオンで行っていた領域と、日立オートモティブシステムズの行っているサスペンションやブレーキの制御システム、エンジンをコントロールするECUの領域、両者の領域を橋渡す概念が生まれてきたことです」と話した。

加えて「ITSの領域に関しては、我々は車を作っていないので、自動車メーカーのニーズを、どうやってそのデバイスで実現させるか、アプリケーションを含めて提案しなければなりません」と説明する。

ITS世界会議のテーマにもなっているビッグデータ。集まってくる膨大な情報を処理して役に立つ情報に変換するのは、一つのテクノロジーとなる。そういう意味ではアイサイトもカメラから集まる膨大な映像情報の中から安全に関わる情報を切り取って車の制御に生かす技術、ユーザーには安全運転支援としてフィードバックされ、一つの車両の中でビッグデータの活用が完結しているシステムともいえる。

「スマートモビリティ」の実現に向け、デバイスのみならずアプリケーションを提案できる強みをアピールした日立グループの展示、赤木氏は「日立も昔は大規模なプラントに向けた製品や技術が主流となっていましたが、現在ではITの領域は売り上げもみても非常に伸びている部分です。ITSの領域においても、サーバーシステムやクラウドのデータセンターなどに集まるビッグデータをうまく処理をし、今まで見えていなかったものを見えるようにして、問題を解決するような仕組みを提案していくことが、今後ますます重要になってくるかと思います」と話した。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る