ボンバルディア、3Dセンサーによるサポートで路面電車の安全性を向上

鉄道 テクノロジー
ボンバルディアの路面電車
ボンバルディアの路面電車 全 2 枚 拡大写真

ボンバルディアは10月18日、特別に開発された光学的3Dセンサー・システムによって、路面の障害物などを検知し危険の可能性を評価する、革新的なドライバー補助システムの開発で、路面電車の安全性をさらに向上させることを発表した。

このシステムは、現在ドイツのVerkehrsgesells Frankfurt(フランクフルト輸送会社)によって運行されている、路面電車上でのテストを実施している。

この新しいシステムは、ボンバルディアとオーストリアのウィーンに所在するオーストリアン・インスティテュート・オブ・テクノロジー(AIT)の協力によって開発され、3Dステレオビジョン・システムは2014年の終盤より、ボンバルディアの全ての範囲の路面電車と軽量鉄道車両に提供される。

「このシステムの開発は、歩行者や自転車の保護を強化するものだ」とボンバルディア・トランスポーテーションのウィーン支部、現場乗務取締役であるブルーノ・キットナー氏は語った。

現在行われているテストでは想定通りの成果を見せており、路面電車は車両の前方、60メートル以上の距離にある路面状態を正確にモニターし、危険の可能性を自動的に指摘すると共に、対象物の識別が実現している。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る