米トヨタ、カムリ など80万台をリコール…エアコンに不具合

自動車 テクノロジー 安全
トヨタ・カムリ
トヨタ・カムリ 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は10月17日、『カムリ』、『アバロン』、『ヴェンザ』の合計約80万3000台を、リコール(回収・無償修理)すると発表した。

画像:米トヨタのリコール該当車

ヴェンザは、主に北米で販売されているトヨタブランドのクロスオーバー車。アバロンは、同じく北米におけるトヨタブランドの最上級セダン。今回のカムリ、アバロン、ヴェンザのリコールは、エアコンの不具合によるもの。

米国トヨタ販売によると、これら3車種のエアコンのコンデンサーユニットのカバーに製造上の不具合があり、エアコンから漏れた水によって、エアバッグコントロールモジュールの回路がショート。エアバッグ警告灯が点灯し、エアバッグが正常に作動しない恐れがあるという。

リコールの対象となるのは、カムリ(ハイブリッドを含む)、アバロン(ハイブリッドを含む)、ヴェンザの2012-2013年モデル。米国で販売された合計でおよそ80万3000台が該当する。

米国トヨタ販売は、対象車を所有する顧客に連絡。準備が出来次第、速やかに販売店でリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る