成田国際空港などは、10月24日に航空機事故が発生したことを想定した消火救難総合訓練を実施すると発表した。
今回の訓練では、より実践的な訓練を実施する。新たな試みとしてデルタ航空の協力を得て、ボーイング757型機を訓練用に提供してもらうとともに、第1旅客ターミナル28番バスゲートに被災者一時収容所を設置し、無傷者、軽傷者のケアを行う。
訓練には、63機関から約1200人が参加。緊急車両約300台も用意される。
航空機周辺の状況把握と適切な消防車両の接近、無傷者・軽傷者をケアする被災者一時収容所の設置運用、トリアージシート活用による適切な優先順位の決定(医療救護活動での傷病者の処置時)、更に現場調整所と合同対策本部の連携と的確な意思決定の4点を重点項目とする。