与党UMNO総裁補選、現職3人が再選…変革望まない党内勢力根強く

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与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)は19日に総裁補(定員3)選挙を行ない、現職のアハマド・ザヒド・ハミディ氏(国防相)、シャフィー・アプダル氏(地方地域開発相)、ヒシャムディン・フセイン氏(内務相)が再選を果たした。

無投票再選が決まっているナジブ・ラザク総裁(首相)、ムヒディン・ヤシン副総裁(副首相)に次ぐ幹部人事の変更がなかったことで、変化を望まない勢力が党内でいまだ根強い様子を伺わせる結果となった。

同日に行われた最高評議会評議員(定員25)の改選では、ムスタパ・モハメド通産相らベテラン議員、守旧派が多く残っており、ナジブ首相が唱える改革が今後実現していけるか危ぶむ声も上がっている。就任時には改革を声高に主張して個人的な人気を高めたナジブ首相だが、守旧派の圧力を受けてブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)追加優遇政策を発表するなど、改革に逆行する方向性をこのところ打ち出している。

伊藤 祐介

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