ドアに挟まれ首が吹っ飛ぶ…英鉄道、駆け込み乗車など防止へアニメ制作
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アニメを公開しているのはイギリスの都市ニューカッスルとその周辺で都市鉄道を運営するタイン・アンド・ウィア・メトロで、タイトルは「Use your brain near a train(列車のそばでは頭を使え)」。同社運転士が参加した調査によると、駆け込みや傘を挟むなど、閉まるドアを乗客が妨害することで列車が遅れるトラブルは少なくとも年2万件起きており、挟まれた乗客がホーム上を引きずられる事故も起きている。
ドアの開閉を妨げた場合には罰金が科せられるほか、駅ホームでのアナウンスやポスターなどでも注意を促してはいるもののあまり効果はなく、より注目を集める手段としてアニメを制作したという。
同社はアニメと同時に、ホーム上を乗客が引きずられる様子などを捉えた車内や駅ホームの監視カメラ映像も公開している。
《小佐野カゲトシ@RailPlanet》