PSA プジョーシトロエン 、GMとの共同プロジェクト見直しの可能性に言及

自動車 ビジネス 企業動向
GMのダン・アカーソン会長兼CEOとPSAのフィリップ・ヴァラン会長(参考画像)
GMのダン・アカーソン会長兼CEOとPSAのフィリップ・ヴァラン会長(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

2012年2月末、資本提携を含めた包括的な提携を結んだ米国のGMと、フランスのPSAプジョー シトロエン。両社の車台共有プロジェクトが、一部見直される可能性が出てきた。

これは10月23日、PSA プジョーシトロエンが2013年第3四半期(7-9月)決算の発表と同時に明らかにしたもの。GMとの間の車台共有プロジェクトに関して、「Bセグメントのプロジェクトは検討中」と、一歩後退の声明を発表している。

GMとPSAは2012年12月、提携の効果を生かした3種類の車台共有プロジェクトを公表。このうち、Bセグメントに関しては、新型MPVの共同開発と、オペルとPSAが次世代コンパクトカーを共同開発すると決定していた。

今回、PSAはGMとのBセグメントの共同プロジェクトについて、「決定」から「検討中」にトーンダウン。さらに、PSAは「GMとの共同プロジェクトで、中期的に10億ドルのコスト削減効果を見込んでいたが、これを下方修正する場合があり得る」と説明。共同プロジェクト見直しの可能性に言及している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る