ボルボ・カー・ジャパンは『60シリーズR-DESIGN』の2014年モデルを発表した。
2014年の60シリーズR-DESIGNは『V40R-DESIGN』に採用された最新のR-DESIGNテイストを踏襲していることが特徴のひとつと話すのは、同社マーケティング部プロダクトグループプロダクトスペシャリストの岡田勝也さん。
具体的にはインテリアが顕著で、2014年モデルで新たに設定された新型のスポーツシートをベースに、V40R-DESIGNで使われている、R-DESIGN用の意匠が施されたほか、2014年モデルで採用された液晶デジタルメーターの起動画面にR-DESIGNロゴが出ること、デフォルトのエレガンスモードが、R-DESIGNだけブルーになるなど、R-DESIGN独自の工夫、特徴が与えられているという。
V40との共通点として一番目立つのはセンタースタック(センタークラスター)だと岡田さん。「マッドブラックの凹凸のある部分と、スイスの高級宝飾時計で使われているジュネーブウェイブと呼ばれる手法にインスパイアを受けた、アルミの削り出しのような紋様の素材部分とで、かなり強いコントラストとなり、この素材感の違いで立体感を表現している」と述べる。
このアルミ素材部分の左右にはホワイトのラインが入り、これは、「レーシングストライプをイメージ。V40の場合はその両脇のラインがブルーカラーだったが、ホワイトになっているのが60シリーズの違いだ」とした。