BMWグループのMINIが11月18日、英国で発表する新型『MINIハッチバック』。同車の高性能グレードが、予告されている。
これはMINIが、新型の特設サイトで明らかにしたもの。新型MINIのハッチバックは11月18日、英国のロンドンで初公開された後、米国のロサンゼルス、中国の上海でも披露される。このイベントの予告映像の冒頭で、新型の高性能グレードが予告された。
すでに新型MINIハッチバックには、新開発のガソリンエンジンを搭載すると発表済み。新世代のモジュラーユニットで、2.0リットルの直列4気筒と、これから1気筒削った1.5リットルの直列3気筒の2種類となる。両ユニットともに、BMWの「ツインパワー」と呼ばれる直噴ターボ技術を導入。BMWのバルブトロニックも採用し、パフォーマンスと環境性能を追求する。
このうち、直噴2.0リットル直列4気筒ターボは、最大出力192psを発生。28.5kgmの最大トルクは1250rpmで引き出す。オーバーブーストモードでは、最大トルクは30.6kgmに高められる。
今回、MINIが配信した新型の予告イメージでは、フロントグリルに「S」の文字が見える。このことから、このエンジンを積む高性能グレード、「クーパーS」と推測される。LEDを使ったポジションランプも新しい。